
この事件は実行犯が逮捕・起訴されているので「未解決事件」ではないのではと思ったのだが、最後まで見て納得した。
今までの報道では知り得なかった情報として、以下の4点があった。
1.親族から積水ハウスに送付された内容証明郵便による警告は4回もあった。
2.積水の元役員でグループ会社社長も別ルートで情報を得て積水に警告していた。
3.最初に騙されかけた不動産屋も積水に警告していた。
4.対象物件に飛び込み営業をしていて真の所有者とも面識のあった元社員になりすまし犯の写真を見せて「違うと思う」と言われていた。
僕は積水が「騙された」のではなく「騙されたふりをしていた」(登記さえできれば「善意の第三者」で押し通せるとの経営判断をしていた)のだと指摘し続けているが、NHKも同じ結論を持っているようだ。
だから「未解決事件」であると。
これは大企業から広告料をもらっていないNHKだから作成できた番組である。
NHKの上層部がクソなのは間違いないのだが、だからといって法的義務のある受信料を支払わないなど、まさに「反社会的カルト集団」の思考である。



