この立件額では・・・
AIJ浅川社長ら追送検=詐欺容疑の立件額248億円に—警視庁
時事通信 10月4日(木)11時42分配信
AIJ投資顧問の年金資産詐欺事件で、さらに五つの基金から計約44億円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は4日、詐欺容疑で社長の浅川和彦(60)=起訴=、役員の高橋成子(53)=同=、傘下の「アイティーエム証券」社長西村秀昭(56)=同=の3被告を追送検した。
浅川被告らはこれまで、12の年金基金から計約204億円をだまし取ったとして逮捕、起訴されており、立件総額は約248億円となった。
送検容疑は2010年4月〜11年10月、4道県の五つの厚生年金基金に対し、実際より約4〜38倍に水増しした価格のファンドを売り付け、計約44億円をだまし取った疑い。
同課によると、AIJは09年4月以降、新規受託金を解約払戻金に充てる「自転車操業」が常態化。同月以降、全国の60基金から約540億円を集めていた。