随分前に、野村のリチャード・クーが『良い円高・悪い円高』という言葉を流行らせたが、今は正に『悪い物価上昇』だろう。
上昇原因は円安による輸入物価上昇と電気料金値上げであり、賃金が上昇して需要が創出されたことによる値上げではない。
僕も絶不調やし、周りでもいい話聞かんけどなぁ・・・。
6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0.4%上昇し、14カ月ぶりにプラス圏に浮上した。「2年間で2%」の物価上昇目標を掲げ、デフレ脱却を目指す政府・日銀にとって一歩前進といえるが、変動の大きいエネルギーや食料(酒類を除く)を除く指数は依然マイナスだ。賃金の全般的な上昇もまだ見通せないため、値上げが先行し消費が冷え込む「悪い物価上昇」になる可能性も否定はできない。【工藤昭久】(毎日新聞)