おもろい特集記事ですな。
まぁそんなもんやろな。
プライド捨ててペコペコすれば別やけど。
プライドなくした年収1000万よりも、職人気質の年収500万の方がはるかに価値がある。
さすがに200万ではキツイが。
司法書士、30歳を過ぎても年収200万円台はザラ
週刊SPA! 8月27日(火)9時21分配信
合格率は3%と言われ、10年落ち続けるケースもザラだという司法書士試験。
だが、この超狭き門を通過しても前途は多難だというのが現実のようだ。5年前に司法書士資格を取得し、現在は司法書士事務所に勤務する吉川夏樹氏(38歳・仮名)が複雑な胸の内を明かす。
「司法書士事務所っていうのは、絶望的に待遇が悪い。ひどいところだと、30歳を過ぎても年収200万円台とかですから。あれだけ苦労して合格したのに、なぜ?って普通は思いますよね。これは司法書士事務所が独立のための“修行の場”と考えられているためです。
さらに司法書士は何歳で合格しようが新人として扱われるので、給与ももちろん“新人”。合格して、年収500万円の会社勤めを辞めて司法書士事務所に入った30代の男性であっても、初任給は20万円台前半だったりすることはザラなんです」
だからといって、独立しても成功が約束されているわけではもちろんない。それどころか、生活苦で業界から足を洗うケースも多い。
「警備員のバイトをしてるとか、1年もしないで出戻りしたとか、奥さんの扶養家族になっている人もいますね。おそらく年収は100万円前後じゃないでしょうか」
司法書士事務所の待遇は劣悪だが、さりとて独立するのはリスクが大きすぎるとも吉川氏は言う。
「独立開業1年目は経費を引いて300万円あればいいと言われています。独立すれば事務所の管理からバイトの管理もしなきゃいけないから、仕事が増えます。同じ給料なら雇ってもらってたほうが楽ですよ。だから中には“フリー”として活動する人もいるくらいです」
これは事務所を構えず、携帯ひとつで業務を行うというスタイルだ。なんとも胡散臭ささがつきまとう。
独立に憧れていた吉川氏も、独立失敗のケースを見せられ、現在は事務所におとなしく勤務する日々。夢の残骸が虚しく横たわっている。
こうした実例は司法書士だけではない。例えば、司法修習生の修習期間中の給費制が廃止されたために、弁護士になった途端に借金を抱える人などもおり、「金持ちしか弁護士になれなくなる」などという声も挙がっているという。
「資格をとれば人生バラ色」とばかりに努力して勉強したのに、目論見が違ってしまった。週刊SPA!8月27日発売号「年収300万円ならマシ![食えない士業]の大誤算」特集では、そんな悲惨な事例をリポートしている。 <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/石井匡人>
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