いままで紹介してきたように、不動産屋や無資格コンサルが一般消費者を騙して暴利をむさぼるのは日常茶飯事だが、資格者にも同じようなヤカラがいる。
特に弁護士・行政書士・税理士には要注意である。
本日、大阪市住吉区某所の不動産取引に司法書士として立ち会いした際の出来事。
買主はプロ、売主は親から相続した物件を売却する一般消費者Aさん。
事前に相続登記した際の書類を確認すると、司法書士が関与していない。
???
純粋にAさんによる「本人申請」なら問題ないのだが、仲介業者に聞くと行政書士が手続きして書類も預かっているとのこと。
「もぐり」で手数料を詐取しているだけでも十分悪質なのだが、取引にも立ち会うとのこと。
会ってみるとAさんは人を疑うことができないレベルの人だった。
こちらはAさん本人にしか用はないのだが、その行政書士から名刺交換してきた。
司法書士法違反で違法な収益を上げておきながら司法書士に不動産取引の場で自ら名刺交換してくるなんて・・・。
この感性は健常者には理解できない。
極めつけは「不動産取引手続謝礼」名目で30万円、「書類保管料」名目で5万円をその場で出金させて詐取しやがった!
恐らく相続登記でも50万円以上騙し取っていると推測できた。
僕はその領収書を見ながら何度も首をかしげる仕草をしてやったが、Aさんも行政書士のオッサンもその意味に気付く能力はないやろなぁ・・・。
プロやヤカラ相手には容赦なくやり合って収益を上げるが、決して一般消費者をいじって収益を上げないというのが僕のポリシー。
不動産屋に騙されるな!
そして悪質資格者にも騙されるな!