相続案件で依頼者宅を訪れたときの話。
被相続人名義の預金口座を解約するには相続人を確定するための戸籍・除籍・原戸籍等が必要になるのだが、その被相続人は平仮名3文字の銀行に口座を持っていたらしく、そこの銀行員から「戸籍の取り寄せを50万円でやりますよ」と言われたらしい。
高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!
どうせ司法書士に下請けで取り寄せさせるくせに!!!
まともな司法書士に直接依頼すれば相続登記の付随業務として1通2,000円程度の手数料(僕の報酬基準)で取り寄せしてくれる。
依頼者は断り、自ら取り寄せたので実費のみ(1万円前後)で済んだ。
相続人間で争いがなく、相続税の対象にもならない名義変更(相続登記)は絶対に「直接」司法書士に頼みましょう!
銀行・不動産屋・他資格者に頼むとロクなことはない。
ちなみにこの案件、相続登記にかかる費用は約11万円(司法書士報酬・登録免許税を含む。)である。
不動産屋、資格者はもちろんのこと、銀行にも騙されるな!