マンション管理組合にとって最も重要な要素である役員の構成。
特に最初の役員は最も重要で、その資質如何でその後10年間のマンションの価値が決まるといっても過言ではない。
大京アステージ(大阪ひびきの街ザ・サンクタスタワー)
→事前に立候補を募り、同時に低層階から上層階をグループ分けした輪番表を作成
→立候補が重複したグループは立候補者の中から抽選、立候補がないグループはグループ内で抽選
→抽選を事前に行って総会時に役員を並べるのではなく、総会時に公開で抽選を行うという念の入れよう
→デベ・ゼネコン・管理会社の利害関係人を排除する仕組みが設けられていなかったが、それはマンション管理士である僕が提案すべきレベルの問題か
長谷工コミュニティ(TheKitahama北浜タワー)
→事前に立候補を募ることもなく、輪番表の作成すらなかった
→事前に何のアナウンスもなく設立総会時に既に役員が前に並んでいた
→デベ・ゼネコン・管理会社が設立時役員を選ぶという信じられない暴挙
→総会前に立候補を申し出た区分所有者を排除するという徹底ぶり
→国家資格者や会社経営者など、一見無難な人選に見えるが、そこが騙しの手口
→昨日の新聞報道(某弁護士逮捕)でこの人選がデタラメなものであったことが明らかになった
それにしても大手2社でここまでやり方が違うのかと驚いた。
どちらの管理会社に管理委託したいかは一目瞭然。
管理会社に騙されるな!