三菱東京ＵＦＪ銀行のアホすぎる本人確認

メガバンクの頂点に君臨する三菱東京ＵＦＪ銀行。

最寄りの銀行なので、法人２社と個人・個人事業主・預り金口などで口座を利用させてもらっている。

法人口座から高額の現金を出金する際に本人確認があるのは当然なのだが、その方法がアホすぎるのである。

「１．会社の住所、２．電話番号、３．来店者様のお名前　を欄外にご記入ください」

平均レベル以上の知能があればこの本人確認が全く意味のないものだと瞬時に気付くだろう。

会社の口座からの不正出金で考えられるのは、通帳と印鑑類が全く無関係の第三者の手に渡った場合と無権限のない社員が不正に引き出す場合である。

１．の「会社の住所」や２．の「電話番号」など今どきＨＰなどから調べることができるので無関係の第三者でも簡単に知りうるし、ゴム印も手元にあれば一目瞭然である。

社員が不正に引き出す場合であれば何の歯止めにもならないことは言うまでもない。

３．の「来店者の名前」は書かせておきながら、肝心の本人確認書類の提示を求めない。

犯罪者が本名を書くとは思えないのだが、なぜか名前を書くだけで「スルー」というシステムなのである。

いやいやいや。アホなんですか、あなた方は？

ウチのように代表者しか窓口に行かない場合は普通に本人確認すればいいし、代表者以外に現金出金を行う社員がいる場合は予め銀行に登録しておいて、来店時に本人確認書類を提示させれば不正出金は防げるはずである。

数年前から現金出金する度に同じことが繰り返され、そのたびにこの本人確認が無意味である理由と代替手段まで懇切丁寧に説明して、支店長や本部行員とも議論したのだが、未だに改善されていない。

ちなみに三井住友銀行で聞いたことろ、当然ながらこのような本人確認方法は採用していないとのことである。

超高学歴のバンカーが何人も知恵を絞って出しているはずの結論がこれでっか？

支店にも優秀なバンカーが腐るほどいるのに誰も疑問を感じないの？