マンション共用部の保険料を事故件数に応じて変動させるという記事が日経の一面を飾った。
僕がTheKitahama(北浜タワー)の役員になったときに、修繕費の支払いと保険金の受け取りが何度も繰り返されていることに気付いた。
長谷工コミュニティのフロントマンに問い質すと「共用部で破損や汚損があったときに保険金請求しているので管理組合には一円の負担もさせていません!」と自慢された。
いやいやいや。バカなのかお前らは!
管理組合が加害行為によりに損害を被っているのだから、まずは加害者を特定して損害を賠償させ、どうしても加害者を特定できない場合にのみ保険請求するのが当然だろ!
今時のタワマンはカードキーの通行履歴と防犯カメラで対象者を容易に特定できるにも関わらず、楽チンな保険請求を繰り返していたのである。
この追及に対する言い訳は「マンション保険料は保険金請求が増えても値上げされることはありません。」だった。
確かにこの時点では保険会社はその方針だったようだが、僕は経済合理性から考えて絶対にあり得ないことだと思っていた。
そして数年を経て僕の予想通りの結果になった。
僕が指摘するまで、安易に保険請求を繰り返していたツケが次回の保険契約の更新時に保険料の値上げとして跳ね返ってくる。
値上げ分はお前らの会社で負担せえよ!!!