全く信用性のない「不動産鑑定書」


    クソみたいな不動産屋の「言いなり資格者」と言えば真っ先に司法書士が思い浮かぶと思うが、実は不動産鑑定士も大概酷い。

    不動産屋や税理士の依頼でメチャクチャな鑑定書を作る不動産鑑定士は山ほどいる。

    高く買わせるためや融資を受けるために「高値の鑑定書」を作らせたり、安く買い叩くためや税金を誤魔化すために「安値の鑑定書」を作らせたりが日常茶飯事で行われている。

    この事件の鑑定書は前者の典型例であり、こんな不動産鑑定士は詐欺三為幇助司法書士とともに今すぐ廃業すべき。
     
     
    以下引用
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    羽田格納庫「価値100億」 山内容疑者 鑑定書示し誘う

    11/30(火) 5:00配信 読売新聞オンライン

    羽田空港の格納庫の売買を巡る資金流用事件で、業務上横領容疑で逮捕された元参院議員の山内俊夫容疑者(74)が不動産関連会社から出資を受ける際、格納庫の評価額を100億円とする不動産鑑定書を示し、「高値で転売できる」などと説明していたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、鑑定書の作成経緯などを調べている。
    山内容疑者は2019年3月、自身が実質経営していた合同会社「羽田空港格納庫」(東京都渋谷区)の資金約1億円を不正に流用したとして、28日に同容疑で逮捕された。
    捜査関係者によると、山内容疑者は18年3月頃、高松市の不動産関連会社「マルナカホールディングス」に、「格納庫を買えば、大型連休頃までに50億~60億円で転売できる。賃貸しても年間6億円はもうかる」と言い、出資を持ちかけた。この際、鑑定書を示し、「100億円の価値があるが、営業権がないため、安く買える」などと説明したという。
    格納庫は当時、前所有者が土地使用料約2億8000万円を滞納し、国から営業権を取り消されていた。山内容疑者は「元議員の自分が国土交通省と交渉すれば、すぐに営業許可を取れる」と話したという。
    合同会社はマルナカから28億円の出資を受け、18年春に格納庫を購入。だが、土地使用料の支払いにあてるため保管していた資金の一部を山内容疑者が流用したことなどから、国の営業許可は得られず、転売話も進まなかった。

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