第6話の傍流で、市原隼人が市場価値1億円の古家付き土地を7500万円で業者に売ろうとしているのを福原遥ちゃんが発見して疑問を呈するシーンがあった。
これはまさに「詐欺買取屋」と「詐欺買い取らせ屋」が一般消費者を騙す「詐欺師の共同作業」なのだが、ドラマ内では正直になったはずの山ピーでさえ「解体費用や契約不適合責任免責を考慮すると悪い話ではない」として正しいことと結論づけられた。
いやいやいや。
契約不適合責任は売主が一般消費者であれば買主が業者でなくても免責できるし、一般的な古家解体費用が2000万円以上などあり得ない。
この類いの「大嘘」は「詐欺買取屋」が一般消費者を騙すためにHPなどで喧伝していることであり、非常にがっかりした。
予想されたことだが、回が進むにつれ不動産屋が「善」として描かれる傾向が強くなってきたので、このシリーズは今回が最後かも知れない・・・。