大阪司法書士会が絶対に触れることのない恥部「売主側司法書士発生の経緯」について、不動産取引に関わる一般消費者にも周知するために詳しく書いてみよう。
まだ業界が正常だった20年以上前は、不動産取引の立ち会いをするのは買主・買主の融資先・買主側仲介業者の誰かが依頼する司法書士1名のみだった。
100%間違いのない登記と売主の本人確認・意思確認をする役割なので当然である。
いつの頃からか、不動産屋が売主の場合に適正な登記費用に難癖を付けてくるケースが増えてきた。
不当なダンピングに応じる必要はないので突っぱねることで大半は相手が折れてきたのだが、中には「ウチの司法書士なら1万円でやってくれる」などというクソみたいな不動産屋が現れてきた。
それでもダンピングで受託する司法書士が堂々と名乗り出ることなどできるはずがないので突っぱねていたら、驚くことにダンピングで受託した「乞食司法書士」が堂々と同業者に顔をさらして取引の場に現れたのである!
これが「売主側司法書士」誕生の瞬間である。