『正直不動産2』(3)~詐欺買取を防衛~


    第3話は大した論点はなかったのだが、後半で悪徳不動産屋が売却に苦戦している物件を安値で買い叩こうとしているのを主人公が防ぐというシーンがあった。

    ドラマでは4500万円で売り出している物件を悪徳不動産屋が3500万円で買い叩こうとするのだが、現実の世界はこんな生ぬるいものではない。

    4500万円で買い手が付いている物件を詐欺三為スキームで3500万円で買い叩き、それがバレないように腰巾着の詐欺三為幇助司法書士に手続きさせるという犯罪行為があたりまえのように行われている。

    詐欺三為スキームがバレないように最終の買主を空欄にした登記書類に署名捺印させ、後で追記して登記申請する。

    明らかな犯罪行為である。

    当社が具体例を挙げて文書で警告しているにも関わらず、未だに大阪司法書士会も大阪法務局も見て見ぬふりをしている。

    現実はドラマより酷い。

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