総額1.5億円の融資詐欺案件~大阪地裁・令和5年(ケ)第427号~


    詳細を書くと時間がもったいないので割愛するが、多重債務者などを使って買主をでっち上げて住宅ローンを組ませ、融資金を騙し取る詐欺案件3物件のうちの1件である。

    もちろん、競売資料にはそんなことは一切記載されていないのだが、登記記録の「ある部分」から推測できた。

    主犯は不動産屋で建築屋も共犯だろうが、決済金を融資をしたア〇ヒとク〇ディセ〇ン(の担当者?)もグルだった可能性が高い。

    決済の数ヶ月後には、この2社に住宅金融支援機構から融資保険金が支払われている。

    結果として犯罪者どもに総額1.5億円近い税金が流れたことになる。

    対象物件は土地のみで、現状は所有者不明の未完成建物と廃棄物が残置されている。

    関係者が全員犯罪者なんて「最高のご馳走」なので絶対落としたい。

    犯罪者どもの刑事責任と支援機構の無責任さまで追及できれば競売屋としては最高の仕事になる。

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