何度も書いているが、あらためて業界が破滅に至った経緯を紹介しよう。
20年以上前までは、売主側に司法書士が関与することなどあり得なかった。
信頼する司法書士に依頼したいと考えるのは買主(または買主に融資する金融機関)であり、売主はその必要性がないからである。
15年前くらいから、売主がクソみたいな不動産屋の場合に登記費用に難癖を付けてくることが増えてきた。
最初は「適正な金額である」ということで押し通せたのだが、そのうち「まけてくれ」「いつもは1万円でやってもらってる」などとクソみたいなことを言ってくるクソ業者が増えてきた。
それでも「はぁ?そんなダンピング司法書士いたら名前教えろ!」と強気でいけたのだが、そのうち本当に売主側の代理人として関与する恥知らずな腰巾着司法書士が現れ始めた。
まさに「蟻の一穴」で、数年の間にクソみたいな不動産屋が売主の場合は売主側に腰巾着司法書士が関与することが当たり前になってしまった。
当然ながらこの状況は「ダンピングによる不当誘致」であるにも関わらず、執行部も含め大部分の司法書士が腰巾着なので、「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態が今日まで続いている。
ただ、根っからのクソゴミである不動産屋と腰巾着業界の関係性はこれだけで終わらなかった・・・