地面師の法人版「なりすまし」


    法人が所有者の場合、予め法人登記記録の代表取締役がなりすまし役に変更されていて、かつ「売主側司法書士」が介在していると決済時のみで見抜くのは不可能。

    「売主側司法書士」が関与しない正常な決済であれば、決済時までに法人登記記録などを確認することで不自然な代表取締役変更に気付いて対応できる可能性が高い。

    恐らくこのケースは地面師もしくは仲介業者が飼っている「乞食司法書士」を売主側に介在させたことで詐欺が既遂に達してしまったと思われる。

    報道されるだけでも地面師事件は多いが、大阪司法書士会や府庁などから手口などの具体的な情報が全く開示されない。(大半の不動産屋は犯罪者側なので開示されなくて当然だが。)

    本ブログで「売主側司法書士」は本人確認の妨害であり詐欺行為の幇助者であると言い続けているのだが、いつになったら大阪司法書士会は反省するのか?

    「赤信号、みんなで渡れば怖くない」は組織として終わってるぞ。
     
     
    以下引用
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    【速報】会社代表になりすまし“地面師詐欺” 男性らから14億5000万円をだまし取った疑い 52歳会社役員を逮捕

    6/4(水) 15:27配信 MBSニュース

    大阪市内にある店舗兼共同住宅などを所有する法人の代表取締役になりすまし、今年2月下旬~3月上旬の間、40代男性らに対して、計14億5000万円で物件を売却する売買契約を締結し、だまし取ったとして、大阪府東大阪市の会社役員の52歳の男が逮捕されました。
    詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市に住む会社役員の福田裕容疑者(52)です。
    警察によりますと、福田容疑者は今年2月下旬~3月上旬の間、大阪市中央区内にある店舗兼共同住宅3軒について、所有する法人の代表取締役になりすまし、40代男性らに対して、売買契約を締結し、計14億5000万円をだまし取った疑いがもたれています。
    福田容疑者らは物件を所有する法人登記について、今年1月下旬に福田容疑者が代表取締役に選任されたとする虚偽の臨時株主総会の議事録などを提出し、虚偽の登記申請を行った有印私文書偽造・同行使などの疑いでも今年5月に逮捕されていました。

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