
「地面師」と言っても色々なパターンがあるが、真正な売主になりすましながら契約し、手付金や売買代金を騙し取るのが一般的で、積水事件はこのパターン。
本件は売主の書類を偽造することに加えて、偽造の概念がない「登記識別情報通知」の代替手段である司法書士の「本人確認情報」を悪用して仲間に名義変更した上で売りさばくというもの。
虚偽の名義変更をするまでには契約や決済も存在しないので、法務局が印鑑証明書の偽造を見抜く以外に邪魔が入ることがない。
本件は真の売主が自分の物件が勝手に名義変更されて売り出されていることに気付いて民事と刑事で動いたことによって立件されたようだ。



