司法書士業務の顧客(A)が自宅裏の古家付きの土地を買うことになった。
売主は堺では大手の業者(B)である。
BがAに話を持ちかけたのが1月28日。
その時に偶然僕も同席していた。
後にその登記記録を見てみると・・・
元の売主(C)からBに名義変更したのが何と1月27日だった。
つまり決済した翌日に売り付けに来ていたのである。
問題はどういう経緯でその物件を取得したのかである。
Bによると某大手仲介業者(D)からの情報で「水面下」で取得したとのこと。
本来はBとDが仲介してAとCを契約させればCはAに適正な金額で売れたはず。
特にBはAの存在を元々知っていながらDと結託してCから安値で物件を買い取り、即座にAに売り付けているのである。
なぜCはこの物件を安値で買い叩かれたのか?
建物が古く越境物もあるのでそれを理由に買い叩いたのは目に見えている。
そのくせBはAにそれらについて瑕疵担保責任を負わない特約を付けて売り付けているのである。
Aの買値が2100万円。(僕は高いと思うがAは納得しているのでスルー)
Bの買値(Cの売値)はMAXで1500万円ってとこだと思う。
つまり、Cは不誠実な業者に媒介を依頼したために600万円以上も損をしたのである。
これが何の芸もない、一般消費者を弄ることしかできない不動産屋の儲けの手口である。
不動産屋に騙されるな!
(・・・BとDの関係者が見てたら金額と日付で分かるよな・・・)