司法書士にとって嬉しい業務依頼とはどのようなものか?
一般的には分譲マンションの登記や一般住宅の取引など、定型的で報酬が取りやすい業務だろう。
しかしこれらには僕の大嫌いな「不動産屋」が必ず絡むのである。
僕にとって嬉しい業務の依頼とは、不動産屋ではない一般消費者や事業会社からの「直接の」依頼である。(ただし、人脈によるものに限り、ネット経由は除く。)
今日も3年程前に別荘地の登記をさせてもらった方から事務所に電話をいただいた。
その別荘を売ることにしたので依頼したいとのことだった。
当然ながら仲介に不動産屋が絡んでいるので、買主側の司法書士がいる。
このケースは一般消費者である売主からの直接の依頼なので、業者売主や仲介屋からの依頼で絡んでくる「乞食司法書士」とは意味合いが違うのだが、結果は同じに見えるので、丁寧に説明した上で買主側司法書士に依頼するように伝えた。
この依頼で僕が受け取る手数料は0円だが、僕のことを覚えていてくれて電話してくれたことが何よりの手数料である。
仲介屋にペコペコして仕事もらってる買主側司法書士よりも僕の方が「真の営業力」は上だと思っている。