競売物件でも適正な値段で買える物件が少なくなっている状況で何とか「掘り出し物」を探そうとあらゆる媒体の物件をチェックしている。
先日、日経新聞の不動産広告に利回りの高い「アパート」が掲載されていた。
1200万円で年収が4戸満室で200万円以上ある。
ロクでもない地域のロクでもないボロボロのアパートであることは見る前から分かっていたが、通っているテニススクールの近くだったので「本業」のテニスのついでに見に行くことにした。
予想通り、周辺にはボロボロのアパートが立ち並び「終戦間際の日本」を感じさせてくれた。
それでも当該物件は角地であり、収益性を考えると悪くないかなと思い彷徨いていると、2階の戸が開き、上半身裸のオッサンが覗き込んできた。
これは「物件調査あるある」なのだが、ロクでもない地域で物件を見ていると、必ず周辺のオッサンやオバハンが覗き込んでくるのである。
オッサンの雰囲気から間違いなく4戸とも生活保護者だと確信した。
僕がこの物件を買うということは、このオッサンたちと契約の当事者になるということである。
・・・それは無理や。
不動産屋に騙されるな!
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