神戸地裁尼崎支部平成28年(ヌ)第9号~入札及び開札結果~


    阪神尼崎駅の南側に位置する戸建て(ただし、持分10分の9)が対象である。

    駅から徒歩2分程度と近いが、前道は狭く、玄関が2階にあるバリアフリーとは対極の物件である。

    バリバリの違法建築であり、残りの持分10分の1が競売対象外という、法的瑕疵満載の物件でもある。

    売却基準価額は478万円、不動産鑑定士の基礎価格ですら約1000万円なのに、落札結果は1200万円超である。

    持分であることや違法建築であることのリスクを全く考慮していない金額であり、適当なリフォームで施して無茶な値段で一般消費者に転売する(一般消費者を騙す)自信のある業者が落札したと思われる。

    公正な仕入れ市場であるはずの競売が荒らされるとまともな不動産業者の仕入れ手段が閉ざされてしまう。

    不動産屋に騙されるな!

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    コメント

    1. 元雇われ司法書士 より:

      こんにちは失礼します。
      戸建ての場合で持分10分の9だと、どうやって不動産屋は残りの10分の1を取得するのでしょうか?土地だけなら共有物分割の手段が使えそうですが、無知ですみません・・・

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