過去の「分かれ」でのブチギレ事例。
最悪だったのは、売主の相続登記を受託していたと思われる司法書士が売主側で関与してきたあげく相続登記以外の持分の存在を見逃しており、取引時にその持分の登記済証がなかったことである。
売主側司法書士から説明を受けていない素人の売主は当然ながら登記済証の有無について把握していない。
買主の融資も絡む案件であり、売主側司法書士に本人確認情報を提供させる時間的余裕もなかったので、最寄りの公証役場で委任状の認証を受けさせて何とか当日に処理したが、さすがにブチギレた。
次に酷かったのは、売主が大手の買い取り業者（クソみたいな不動産屋）なので「業務権限証明書」を用意させたが、その業務権限を与えられた者と全く関係のない社員が取引に来ていたことである。
その業務権限証明書に何の意味があるねん！
不動産取引が圧倒的に少ない僕でさえこのような事例に当たっているので、全体では相当数のブチギレ事例があるものと推測される。
司法書士会のお偉いさん方、いつまでこんな状態を放置するの？
