接道なくてこの金額!~神戸地裁尼崎支部平成29年(ケ)第51号開札結果~


    半年ほど前に登場したときに僕が評価書の誤りを指摘して取消になり、今回その誤りを補正して再登場した事件である。

    物理的には接道しているように見えるのだが、公図上では接道していないので、公有地払い下げや他人地の買収が必要になる土地で、おまけにゴミ屋敷付きである。

    その物件が、売却基準価額373万円に対して1575万円で落札されるというバブルっぷり。

    恐らく落札者は隣接地所有者だと思われるが、何もそんな金額で落とさなくても落札できたと思うけど・・・。

    この状態が続けば競売入札に参加する意味がなくなってしまう。

    緩和バブルよ、一日も早く崩壊しろ!

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