たまたま司法書士会の研修などを担当しているレベルのお偉い司法書士と話す機会があったので、大阪司法書士会として「司法書士分かれ問題」をどのように捉えているか聞いてみたが・・・。
「そもそも双方代理は禁止でその例外として認められていただけなので・・・」
「分かれになることで無資格者立ち会いが減っている・・・」
いやいやいや・・・。論点ずれまくってるんですが・・・。
「会としても忸怩たる思いですが、禁止することは難しい・・・」くらいの無難な答えを想像していたのだが、まさか肯定的に捉えているとは・・・。
僕は、「一取引一司法書士にこそ価値がある」「分かれは司法書士の価値を半減させる行為である」「分かれが横行した理由を考えるべき」「本人確認を妨害されたときにどう対応するのか?」「積水・アパ事件の本質は分かれ問題である」などマシンガンのようにまくし立てた。
本当なら何時間でも議論するのだが、その後大事な仕事(テニス)の予定があったので数分で切り上げた。
本当に「終わってる」業界である。