「民泊」の拡大と旅館業法


    厚労省が「民泊」の規制を緩和し「客室の床面積33㎡以上」の要件を緩和する方針が報道された。

    いやいやいや。

    その前に旅館業法との関係を明確にしないと「脱法旅館」が増えるだけやろ。

    米エアビーアンドビー社によるネット仲介が日本でも知られるようになってきたが、日本においては旅館業法に違反している「脱法旅館」を斡旋していることになる。

    空き家の戸建て住宅を旅行者に短期で貸すことがそれほど悪質な行為だとも思えないので、部屋数や年間の宿泊者数で線引きして、一定数以下であれば旅館業法の許可を不要にすればいい。

    許可のある旅館を選ぶか、無許可の宿泊施設をえらぶかは旅行者が決めることである。

    役所の中途半端な規制緩和だけはええ加減にしてほしい。

    不動産屋に騙されるな!
    http://legal-est.jp

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