恐るべき管理会社、「株式会社大阪市開発公社」


    大阪市が67%の株式を保有しており、過去には船場センタービルの建設・分譲を手がけ、現在は管理・運営をしている典型的な「天下り団体」である。

    http://www.semba-cb.jp/

    船場センタービルは各テナントが区分所有となっており、頻繁に大阪地裁の競売にも登場するのだが、競落されることはほとんどなく、現在も2物件が特別売却に付されている。

    数年前から外装工事を行い、以前より見栄えが良くなったのに不動産屋にさえ見向きもされないのはなぜか?

    それは異常なまでに割高な管理費が原因である。

    例えば、専有面積約70平方メートルで約10万円の管理費(+約1万円の修繕積立金)である。

    超高級マンションでもあり得ない金額で、これが物件を「無価値」にしている。

    民間の管理会社にリプレイスすれば管理費は半額以下になるだろう。

    分譲後は管理会社の質が区分建物の価値を左右すると言っても過言ではない。

    ウチのマンションも「昔ながらの手法」で管理組合をコントロールしている長谷工コミュニティを早めにリプレイスしないと将来大変なことになるなぁ・・・。

    誰かこの現状に気付かんのかなぁ・・・。
     
     
    マンション管理士
    橋本勝矢

    SNSでもご購読できます。

    コメントを残す