某日の取引にて。
売主は「ライオンズ・サーパス不動産」(あくまで仮名である!笑)で、相続物件を無知な一般消費者から買い叩いて再販している案件である。
買主は数年前に僕が登記の依頼を受けた方で、売主側司法書士を勧められたが「それはおかしい」と断って直接僕に依頼してくれた方である。
当事者が集まり、売主側司法書士から書類を受けとるも、肝心の登記識別情報通知が見当たらない。
「今、別の支店からこちらに向かってます」とのこと。
はぁ?
決済開始時点で最重要書類が存在していない時点で半切れである。
兵庫県内の売主某支店が取引場所だったので、最寄りの支店から持ってくるのかと思いきや、何と「京都から」ときた!
当然ブチギレである。
「アカンやろ!話にならんわ!」
買主を不安にさせてはいけないので、売主の担当者と司法書士にだけ分かるようにブチギレてやった。
売主側司法書士の確認不足なのか、売主担当者のミスなのか、そんなことはどうでもいい。
全ては登記のプロである司法書士の責任である。
売主側司法書士として取引に関与してくるだけでも業界を破滅に導くような乞食行為なのに、書類も満足に準備させられないなんて・・・信じられない。
約1時間後、登記識別情報通知は無事届いたのだが、売主側司法書士はさらに信じられない行動に出た!
1、識別の家屋番号・受付番号を謄本で確認せず、直接買主側に渡した。
2、識別未失効証明すら用意してこなかった。
のどちらかと予想します。
今回の答えとは違いますが、実務家らしい素晴らしい予想ですね。