「一取引一司法書士の原則」の貫徹


    当社のビジネスモデルは、悪徳不動産屋に騙されたくない一般消費者からの依頼を受けて買主側の仲介業者となることである。

    クソみたいな不動産屋のように売物件を集めるためにチラシを撒き散らすことなど当然ないので、売主側の仲介業者となることはあまり想定していない。

    今回たまたま司法書士として関与した方の物件を売却することになり、当社が売主側仲介業者として売買することになった。

    決済が決まり、買主側司法書士から当社に連絡があったので「双方代理でお願いします」と伝えたのだが、最初は意味が分からない様子だった。

    それもそのはず、売主は僕と密接な関係があるので僕が売主側司法書士として関与しても全く違和感はないし、そうすれば司法書士報酬も得られるからである。

    買主側司法書士に「一取引一司法書士の原則」の趣旨を説明したらお褒めの言葉をいただいたが、業界として売主側司法書士(特に業者の腰巾着司法書士)を根絶するよう努力してもらいたいものである。

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