司法書士業務、個人の住宅案件「ゼロ」


    個人が新築や中古の住宅を購入した際に発生する登記案件が今年は「ゼロ」だった。

    新築の「抹消・移転・保存・設定」、中古の「抹消・移転・設定」に代表される司法書士業界の売上の大部分を占める案件が「ゼロ」という司法書士も珍しいのではないか?

    これらの案件はクソみたいな不動産屋の腰巾着になれば受託できるので、クソみたいな不動産屋が大嫌いな僕が「ゼロ」でも全く不思議ではない。

    いや、むしろ「ゼロ」であったことを誇りにしよう!

    もちろん、案件数は少ないがらも超優良な法人から不動産登記の依頼はあるし、所有権抹消(売買・相続)などやりがいのある案件の依頼もある。

    報酬額では司法書士業界の下位5%にいる自信があるが、扱った案件の登録免許税の額では決して下位ではないはずである。

    この時期、クソみたいな不動産屋との忘年会に明け暮れている司法書士からは「営業力のない司法書士」というレッテルを貼られているのだろうが、クソみたいな不動産屋に媚びるぐらいなら自分が不動産屋として稼ぐ方が早い。

    不動産屋なんて宅建取引士資格さえあれば誰でもできるのだから。

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