１０年以上自社の非を認めず、遺族に裁判を強いた結果、敗訴。
それでようやく解決金支払いの和解と謝罪って・・・。
さすがは兆円単位の暴利を貪りながら、未だに飲酒・スマホ・無免許・ひき逃げの防止装置すら付けようとしない会社だけはありますな。
以下引用
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豊田章男社長「１１年も放置は隠蔽体質によるもの」…自殺社員遺族と和解で直接謝罪
1/31(月) 21:03配信 読売新聞オンライン
トヨタ自動車の社員だった男性（当時４０歳）が２０１０年にうつ病で自殺したのは上司のパワハラや過重労働などが原因だとして、妻（５０）（愛知県豊田市）ら遺族が同社に約１億２３８０万円の損害賠償を求めた訴訟があり、トヨタが謝罪の上、解決金（金額非公表）を支払うなどの内容で和解が成立した。原告弁護団が３１日、記者会見で明らかにした。男性の自殺を巡っては、名古屋高裁が昨年９月、労災を認める判決を出し、確定していた。
弁護団によると、和解は、トヨタが男性の自殺の原因は過重業務とパワハラだったと認め、解決金を支払うとの内容。トヨタが再発防止に努め、和解から５年間、取り組み状況を遺族に報告することも盛り込まれた。和解は裁判外で行われ、１月２７日付で成立。原告は翌日、名古屋地裁への提訴を取り下げた。
訴状などによると、男性は海外工場の生産準備などを担当していた０９年にうつ病を発症し、１０年１月、自殺した。遺族は、重要な課題を複数抱えて過労となり、上司に大声で叱責（しっせき）されるなどのパワハラもあって発症したと主張していた。
トヨタは当初、業務と男性の自殺との因果関係を認めていなかった。しかし、妻が労災不認定の取り消しを求めた別の訴訟で、名古屋高裁が昨年９月、自殺と業務の因果関係を認める判決を出し、翌月、トヨタが和解を申し入れた。豊田章男社長が遺族と面会して「１１年もの間放置されたのは社内の隠蔽（いんぺい）体質によるものだった」と謝罪し、関係者の処分も行ったという。
